肩こりに効く、ヨガのポーズ
肩こりにきくヨガのポーズをご紹介します。
肩こりに効く、というと肩周辺の筋肉、または背中の筋肉をつかうのかな、と思われる方が多いと思いますがここでは、特に肩甲骨周辺に痛みがあるひとにオススメのポーズを紹介します。その名もコブラのポーズです。
コブラのポーズで伸ばすことができるのは、お腹の筋肉です。また、背中、お腹、おしりの引き締めにも効果があるとされているポーズなのですが、知人にこれをして肩甲骨周辺の痛みが緩和されたという方がいるのです。また、座骨神経痛や、軽い頸椎の歪みなら治す効果のあるポーズでもあります。頸椎を矯正する効果があるということは背中の歪みを治す効果があるということでもありますね。さらに、二重あごの予防やバストアップ、腰痛予防にも効果があります。
コブラのポーズ
コブラのポーズ解説
うつ伏せになる
両足はつま先をのばしそろえて床につける。
両手は肩のラインくらいに指先が来るように床に置く。
顎を引いておでこを床に着ける。
肩が前に出ないように、脇を閉めて、肩甲骨を寄せることが重要。
息を吸いながら、ゆっくり背中を伸ばしながら胸をひきあげていく。このとき背中が丸まらないよう、肘が前に出ないように気をつける。背中を反らすのではなく、肩甲骨を閉めて胸を開くことで上体を上に上げます。
視線は上の方に、脇をしめて腕をのばして恥骨は床に着けたままで行なうこと
吐きながら顎を引いて、おでこを床に着ける。
肩こり持ちの人がコブラのポーズをする時の注意点を解説した動画です。参考にしてみて下さい。
肩こりの人は、コブラのポーズで上を向く時に首を後ろにそらして、首の後ろに皺がたくさん寄る姿勢になっている人が多いのだそうです。肩も上がってしまって、寒い時に肩をすくめるようなかたちになっています。これでは肩甲骨が動いていませんし、あまりお腹の筋肉も伸びません。そうではなく、肩は下げ、腕は閉めるように心がけましょう。